そんな妹とも「母の死」がきっかけで

だんだん「女同士」になっていった。

 妹が高校1年生の時「脳出血」で

この世を去った母は、まだ47歳だった。

「おばあちゃんにだけは

なりたくないんだよね~。」

と言っていた母の言葉は

見事に実現されたのだ。

しかも、母は「子孝行」だった。

半身不随にもならずにこの世を去り

きれいな思い出だけを残し

天国に行った。

私もその頃、滅多に母に会えなかったので

交換日記をしていた。

勿論滅多に会えない分

書いてある事は少なかった。