主人が会話に急に入ってきて

そんな事を言い出した。

いわゆる遺書の代わりになるというのだ。

時々主人は突拍子もない言葉を

口にする。

「死ぬなんて縁起が悪いな~。」

私が言うと

「本当にいつ事故とかに合うか

分からないんだよ!気を付けないと。」

と言った。

その通りだと思った。

自分がいくら注意をしていても

いつ上から物が落ちてきて

ぶつかって死んでしまうかもしれないのだ。

人通りの多い場所でも人が殺される時代

ましてや女の子だからよく注意しなければ。