「頑張ります。宜しくお願いします。」

数日後からヘルパーとして働く事になった。


 その時、美里は幼稚園に通っていた。

最初は後追いしたが、今ではなんとか。

かりな、大丈夫かな・・・?

朝早くから預けてすぐ近くの病院へ行く。

仕事は順調だった。

夕方、6時半。

美里とかりなを迎えに行った。

かりなは泣きっぱなしだったらしい。

その夜、かりなと泣いた。

何で私までこんなに悲しいの?

母親もこうしてまた大人になるんだ。

なんか自分まで強くならなきゃって

本当に感じた夜だった。