「はぁぁ……やっと終わった」
あたしは、ほっとして問題集を閉じた。
やっと最後のページまで終わった問題集。
自分でつけた付箋が、あたしにその充実感を味わわせてくれてる気もする。
センターが終わってからひたすら勉強して1ヶ月とちょっと。
朝起きて、小論文のことを考えて……
お昼ご飯を食べて、また小論文のことを考えて……
小論文を書いて、また小論文のことを考えながら寝る……。
そんな繰り返しの毎日は、長かったようで短かった。
「明後日……か」
2月も終わりに差し掛かった金曜日の放課後。
太陽はまだ、呆れるくらい早くに沈む。
そんな薄暗い教室で、あたしは1人、静かな時間を過ごしていた。
あたしは、ほっとして問題集を閉じた。
やっと最後のページまで終わった問題集。
自分でつけた付箋が、あたしにその充実感を味わわせてくれてる気もする。
センターが終わってからひたすら勉強して1ヶ月とちょっと。
朝起きて、小論文のことを考えて……
お昼ご飯を食べて、また小論文のことを考えて……
小論文を書いて、また小論文のことを考えながら寝る……。
そんな繰り返しの毎日は、長かったようで短かった。
「明後日……か」
2月も終わりに差し掛かった金曜日の放課後。
太陽はまだ、呆れるくらい早くに沈む。
そんな薄暗い教室で、あたしは1人、静かな時間を過ごしていた。