「いやぁ、柚は可愛いなぁって思って。」

ナデナデ


「えぇ?私可愛くないもん。みゆちゃんは美人さんで羨ましい…。」

私はそう言うとプクっと頬を膨らませた。

「柚のそーゆー所が可愛いんだよ~。」

みゆちゃんは笑いながらそう言った。

どういう所…?

頭の上に?がいくつか浮かぶ。


キーンコーンカーンコーン


そうしてるうちに予鈴の

鐘がなり

「じゃあ、また後で!!」

と言いながら、みゆちゃんは自分の
席へと戻って行った。