「好きだ…」 ……う、そ。 優飛が、私を好きだなんて。 あり得ない。 しかも、特別可愛いとは思えない私が? 「私なんかが隣にいていいの?」 「私なんかって言っちゃ駄目。堂々としてればいい」 そう言い、優飛は私の頭を撫でてきた。 「もぅ!子供扱いしないでよ!」 「ごめん、ごめん。琉憂が可愛かったからつい、ね」 カアァッとあかくなる私の頬。