「優飛…こわいから手、繋ぎたい」

「いいよ」




――…

「こわかった…死んじゃうかと思った…」

スピード、はやかった。

1番こわかったのは、高く上がってから下に落ちるところかな。

「俺は、琉憂がこわかった」

「…?」

え、なに私がこわかったって。

もしかして、私の顔面がこわかったとか?

「手繋いでたでしょ?それで…」

「それで?」

「…やっぱやめた。琉憂、怒るから」

ええー。

気になる!!