「ほら、早く」

手首を掴まれ、もう逃げられない。



どうしょう。







「次の方どうぞ〜」

えっ、早くない?

てか並んでる人いなくない?

お化け屋敷に看板があって、そこには本物もいる!?って書いてあった。

いなくていいから!!

出て来ないでいいから!!


行きたくないよぉ。


優飛は、私の心の声に気付かず私を引っ張って中に入って行く。


もう覚悟を決めるしかない!!