そんなことを考えていると、私の手の上に優飛の手が…!!



もしかして…お手…したかったの?

…ち、違うよね?




「キャッ」

私の手の上にあった優飛の手が私の手を握り、引っ張った。


え、何この距離。


めっちゃ、近いんですけど…


心臓がドキドキしてる。




あぁ、私、死んじゃう………分けがない。


「俺がしたかったのは、こういう事♪」

えぇぇええ!!

この人誰?

いつもの優飛じゃない!!
いつもより数百倍、甘いんですけど!!




てか、無理でしょ?

今日ずっとこのままとか。

手を繋いでるとか。



嬉しんだけどさ、何かさ。

心臓がもたないっていうかさ…



「ほら、行くよ。遊園地♪」

優飛は、グイッと私を引っ張る。


「楽しみだね♪」