「!?」
私は男の頬をおもいっきり叩いた。

いや…無意識に叩いていた。


「テメェ…何すんだよ」


男は私を睨みつけ、壁に追い込んだ。
だけど私は怖くなんてない。
…この時は。

「アンタはゴキブリ以下」
「は?」
「ゴキブリの方がよっぽどマシ」
「おい、何の話して「「アンタは死んだほうがいいってことよっ!!!」」

言ってからハっ、と我にかえった。
私は怒りにまかせてとんでもないことを言った…と後で気づく。



やばい…。


今私…やばいこと言っちゃった…かも?