何…コイツ。


なんであんな酷いことが言えるの?


まるで…悪魔だ。



「なぁ、どう責任とってくれんだよ?」

男はこっちを睨みながら言ってきた。


責任って…
「なんのこと?」

コイツが言っている意味がわからない。

「お前のせいで女が消えたんだけど」


…はぁ!?

あたしのせい、だと!?
自分であんな酷いことを言ったんじゃない!!
~っ、もう我慢できないっ!!

「ちょっとアンタ!!さっきのアンタの彼女じゃないの!?なんであんな最低なことが言えるわけ!!?それでも感情ある人間なの!?」

一瞬キレた私をみて驚いたみたいだか、すぐに余裕な笑みを浮かべながら答えた。