「これでもうヘーキだろ」



え? なにが? なんのこと?

私は頭で考えてることが顔にでてたらしく、悪魔にため息をつかれながら言われた。
「だからひじ。もう絆創膏はったからヘーキだろっつってんだよ」


絆創膏?


私のひじには一つ絆創膏がはってあった。
もしかして…手当てしてくれるためにわざわざ連れてきてくれたの…?



あの冷血悪魔が…?