「名前言わねーと、さっきよりもすっげぇキスするぜ?」

それだけは困るっ!二度も奪われてたまるかっ!!
私は仕方なく自分の名前を口にした。



「北川 桜……です…」

「桜…ねぇ」


私の名前を呟くと、男は私の髪に触れた。