…どうしよう。

このままだと窒息死する…っ!!


力をふりしぼり男をおもいっきり押して、やっと冷たい唇から解放された。

はぁ…と一息ついたのもつかのま、
男の次の言葉に私は硬直した。

「お前、男に面識ねーだろ。もしや…バージン?」


ボッ!!!


ば、ば… バージン…?
今コイツ、バージンってゆった!?


男の言葉に私は顔から火が出るように真っ赤になってしまった。
それを見た男はククッ…とからかうように笑っている。