やばっ


完全にこの部屋の室温がマイナス氷点下まで下がった気がする…


「な、なーんてね!冗談だよ、冗談!」



慌てて左右の手をブンブン振って弁解する



「ふーん…冗談ねぇ。」



私に向けられる冷たい視線にビクビクしてしまう



「あはっあはは…」


「……」



「あはっ」


「……」


「あは、」


「……」


「……」


「……」


「…ごめんなさい」


ふぅーっと溜息をつかれてグシャグシャと頭を掻き混ぜられる


もう!このポニーテールするのにどれだけ時間がかかったと思ってるの!


「ちょっとー何すんの!」


怒って言うと



「あん?てめぇ誰に口聞いてんだ。」

頭を掴んでいた手に力が加えられたのが分かった


だってその証拠にこんなにも頭が痛いよ?



「ひぇっごめんなさい」



すみません!調子に乗ってしまいました、はい。



「…まぁ良いや」


その言葉にホッとするものの