「ん…のり、あ…?」



まだ覚醒しきれていない声色と表情にむくむくと愛しさが増す



「ふはっ陽ちゃん寝ぼけてるの?」



そう笑いながら言うとやっと頭が働き始めたのか陽ちゃんは悪態をついた



「はぁ…だからお前勝手に人の部屋に入ってくんなって何回いえば分かるわけ。」



ベットから体を起こし絨毯に足を着いて、不機嫌そうにそう口にする