「愛とメールしたいって奴がいるんだけど、コレそいつのアドレスだから気が向いたらメールしてやって!」

メモには太一と言う名前とアドレスが書いてあった。

前に移動教室の時見かけた事があった。

背が高く、スラッとした結構カッコイイ男の子だった。

けど、メールなんてする気はなかった。

段々とくっついたり、離れたりする恋愛に疲れてきていたのだ。

しばらく恋愛はお休み−


休む事なく走り続けてた私には、少し休息が必要だった。