そんなこと考えている間に、メグは整理券を買って、冷製パスタを取ってきていた。

「早く」というような目で私を見ている。

若干怖いです…メグさん。


『何食べよー…。』

私も麺類にしよっかな?
うどん、おそば、スパゲティ…、んー今は和食の気分だなっ♪

うどん…あ、おそばもいいなぁ。どうしよー…。


「………。」

あ!メグ待たせてるんだった!!
早くしなきゃっ!んー!!悩むっ!!!


「…先、行ってるよ?」

『あ、うん!ごめん!!』


ついに待てなくなって行っちゃいましたね…。
優柔不断ですいません。
ほんっとに早く決めなきゃ!!



この時の私は全然気付いてなかったんだ。

誰かがこっちに向かって来てることも、その人のことを私が忘れていることも…。