そんなことを考えているうちに、外に出ていて、そこには上を見上げている女がいた。
「チッ、先客かよ…。」
そう舌打ちして、その女をよく見てみると、そいつはとても楽しそうに、笑顔で星を見ていた。
俺にはそいつが星の様に輝いて見えたんだ…。
女がそんな風に見えたことが無いから、若干戸惑ってしまう。
『東京でも星ってこんなに見れるんだ…。』
そいつがふと呟いた言葉に、俺は無意識に答えていた。
「そうですよ。ご存知ありませんでしたか?」
…と。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…