「すいませ〜ん。荷物を出すのに
てこずっちゃいまして」




一応急いで来たので、疲れてしまった。




下を見ていた私が顔をあげ、
麻亜さんと梨遊さんを見ると

化粧と髪型を、もう直したあとだとわかった。




「ドコをどう、てこずるんだよ〜」




あり得ないと思ったのか、麻亜さんは笑っていた。




「だって〜色々と…」




と私はあたふたしていたんだけど


理由を色々と、説明しようとしたのに



梨遊さんの言葉によって、私の話はとめられた。