「いや、どうみても 俺は集中してたんじゃんか…」 ―バチン いきなり、背中に強い痛みがはしり言葉が途切れた。 「いてぇ〜、何すんだよっ」 と言いながら俺が振り向くと、 今度は楓が雅と同じ笑顔でいた。 「隙あり」 と言い、何か変な構えをして目を瞑っていた。 なので、額にデコピンをかましてやった。 もちろん、全力で 「はぁ〜意味分かんないから」 と言いながら