「そっか〜結菜初めてなんか
いつもこんな感じだよ」




梨遊さんが当たり前のように、私に言った。




―すごいっ




「そうなんですかっ!?
人気があるんですね」




私は感心していたし、雪さんに会えたことは
本当に奇跡だったんだなって、改めてわかった。




「そうそう、最近
メジャーに行くかもって、言ってたからね」




今度は、麻亜さんがプチ情報を教えてくれた。




「へぇ〜」




それを聞いた私は、ただ驚くしかなかった。




だって、私とは次元が違いすぎたから…