「あの〜雪さんに会えるんですか?」




私のいきなりの質問に
二人は振り向き、驚いた顔をしていた。



そして、背の低い方の


―でも、私より大きいだけどね


綺麗な金髪の人が、私に少し低い声で質問した。




「聞いちゃった?」




なので、私は正直に




「…はい、全部…」




私は雰囲気が気まずいので、
少し言葉が、だんだんと小さくなっていた。