すると秋山は笑い出した。
腹を押さえて、大きな声で。
「マジ笑えるー。言っとくけど俺は今まで本気で付き合った奴なんていねーよ?」
言葉を失った。
こんな奴の為にあずみはどれだけ努力したんだろう。
髪型少し変えたり。
勇気振り絞って告白したり。
OKだったら泣きそうなくらい喜んで。
「ふざけんなよ!」
叫んでいた。
「あずみは秋山と付き合えて本当に嬉しかったんだ!だけどあんたは他の女達とキス!?笑わせんな!」
「…………」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…