「…………違う」


「え?」



「まぁ確かに、小6のやつも少しは影響してるけど。こうなったのは違う」



そう飲み物を見ながら言うと、ミヤビくんは「よかった」と呟いた。



「んじゃま、あの時のことはキレイさっぱり忘れてさ。仲良くしよーぜ!」



「……少しは影響してるって言ったんだけど」


「気にすんな☆」


「いや、気にしよーよ」


……キレイさっぱり忘れるなんて、出来ないし。