……ミヤビくんと向かい合わせで座ると、ドラmaつりの時を思い出す。 ミヤビくんと衣装作ってて、私があずみのことを話したんだっけ。 きっとミヤビくんがいなかったら私はいつまで経ってもあずみを引きずっていただろう。 ありがとうがいくつあっても足りない。 「で、私は何すればいいの?」 「プリントを5枚ずつにしてホチキスでバチッと留めるだけ!簡単だろ?」 「うん」