「……そか」


ミヤビくんは深くは聞いてこなかった。


「あ、1つ聞く」


「ん?」


「全然笑わないのって、小6のせい?」




「…………はい?」


反応が遅れた。


……やっぱり覚えてた。


まぁ、あんな強烈な思い出を忘れる方がスゴイけど。


「あ、いや、違かったら別にいんだけど」


なるほど。



ミヤビくんはあの告白のせいで私が変わっちゃったと思ってんのか。