軽く笑いながらミヤビくんはビーカーを先生の所へ持って行ってしまった。 「…………」 ミヤビくんを数秒見た後、テーブルに俯す。 ダメだ。好きだ。 これは重症だ。 だけど垣内さんもミヤビくんが好きなんだよね。 垣内さんはカワイイし、私だったら垣内さんを彼女にしてる。 勝ち目なんて……ないよ。