ミヤビくんどう思ってるんだろうか。
でも、もう3年くらい前のことだし。
さっきのもただ単に私の誤解を解きたかっただけだろうし。
きっと何とも思ってない。
なのに私だけ何年もこの気持ちを引きずるのはカッコ悪いよ……ね。
「あ、いたいた!雅人君に結城ちゃん!」
「垣内さん?」
「下に行っても結城ちゃんいなかったしさ、探したよ。みんな待ってるから行こう?」
探してたんだ……。
垣内さんは優しいなぁ。
「んじゃカラオケボックスに行くか!」
そう言い、ミヤビくんがブランコから降りた。
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