ミヤビくんは突然、立ち上がった。


いきなりだし、目の前だったから素で驚く。



「早速だけど『1年B組、これからよろしくパーティー』やろうぜ!」



本当に早速だ。


すると、


「いーよ!」


「面白そうじゃん」


「賛成ぃっ」


ノリの良いB組。


「場所はココでいいよな、んで菓子は……」


計画を立て始めているミヤビくん。


やっぱりミヤビくんはクラスの中心だ。


あの時と、変わらない。