「大好き、だよ」












私は笑った。



作り笑いではなく、本当の笑顔で。






『――後に、アリサのお見合い相手はレイだと判明し、2人は幸せになりましたとさ!』




ワァァ……















拍手と歓声が、幕がおりるまで続いた。