「クラスは私と一緒。」
「デートしたりしてるのか?」
「基本は毎日。」
「…」
「…おに…ぃちゃん?」
「愛されてるな。」
「え?」
「結菜は悠真くんに愛されてる…すごく大事にされてるよ。」
「…」
「悠真くん自分から自己紹介してくれた。」
「え?」
「結菜のこともすごく心配してた。」
「いい彼氏だな。」
「お兄ちゃん…(泣)」
「ん…もぅ寝ろ。」
「うん。おやすみ、」
がさっ
「…ん…」
「あっ起こしちゃった?」
「悠真…」
「はよ!」
「おはよ…お兄ちゃんは?」
「あぁ…2時から6時までバイト行ってくるって。その時間なら俺が来るし、1人は心配だからだって。」
「そうなんだ」
「大丈夫か?」
「ぅん!」
熱を測った。
「もぅ36,9で下がった!まだ微熱だけど…」
「そっか…よかった…!」
「悠真にまで迷惑かけて…ごめんね。」
「なに言ってんだよ!俺は結菜に迷惑かけられてるの思ってねぇーし。彼氏なんだから、逆に頼ってもらいたい。」
「悠真…ありがと…(泣)」
「結菜…なくなよ…(汗)」
悠真はなにも言わずただ…抱きしめてくれた。悠真がやっぱり大好きだよ。私、悠真がいなきゃだめだよ。