「お礼をしたいから、その人を屋敷へ、」


「はい、分かりました。」

は?何こいつ・・・。

「何もしてないから・・・。」


「いや、君は僕を助けてくれた、お礼をさせてくれ。」


「いや、いい」
「お願いだ」




そこまでいわれたので

わたしはついていくことにした。

黒い車に乗ってその人の屋敷に向かった。

車の中は、とても広かった



するときゅうに、
さっき助けた人が
口をひらいてきた。



「君、名前は?」


「は?」
「名前」

名前か、

「九条 椎菜」


「椎菜かぁ・・・いい名前だね」

はっ?!

きゅうに呼び捨て???!!!

こいつなに?

「きゅうに呼び捨てですか?
なれなれしいですね。」



するとにっこり笑って

「そう?」

まぢこいつなに?!

「ちなみに俺の名前は、西園 恭平♪
恭平でいいよ」


「別に自己紹介なんていらないし」

そんなことをいっている間に、屋敷についた。

「ここが、あんたの家?」

「そうだよ♪」

どんだけ金持ちだよ・・・。

「俺、社長だから♪」

あっそ・・・