重たい目をあけると
明るい日差しが差し込んできた。

「ご飯でも食べよ。」

時計を見ると今は朝の10時。

本来の女子高生なら

今は、

学校だろう。

下に降り、棚においてあるパンを手に取った。

今日は何をしよう・・・。

学校には行っていない。

お金がない、とかではない。

ただめんどくさいだけだった。

父親と母親は、去年他界した。

別に悲しくなんてない。

泣いたりもしなかった。


だってあたしに感情なんてないから。