誰だ?


俺もさすがに頭を上げ、仲間が全員見ている方を見た。

そこには髪が真っ黒で瞳も闇のような真っ黒のした男が立っていた。

その容姿を最初見ると笹塚かと思ったが、よく見ると違う奴だった。


「誰だ?お前…」


「誰でしょう?ま、それは置いといて浜松…お前やっぱ最高だよ」

「あ?」


その男が言っている意味がよくわからなかった。