浜松side


神牙の奴らが全員帰った後俺は拳を地面にぶつけた。



「くそぅ」


なんで負けたんだよ…。


後もう少しだったのに…。仲間に申し訳ねぇよ…。あんなに応援してくれたのに。あんなに俺を信じてくれてたのに…。

それなのに、俺は。


浜松の悔しそうな顔を見て魔狂の奴らが浜松に声をかけた。



「仁さん!かっこよかったっす!」

「俺あんなすげぇ喧嘩初めて見ました」


「魔狂に入ってよかったッス!」


「仁さんは最高ッス」


「やっぱ俺らの総長ッス!」



お前ら…。