「あぁ、そうだ…。」


「なんで黒崎組と?」


私は祐司さんを見つめたまま言った。


祐司さんは全員の顔を一人ずつ見て




「俺達…二人は黒崎組に入ろうと思ってる」



最後に私の顔を見て言った。



祐司さんの言葉に全員が沈黙した。