『だーかーらーお前らを仲間に入れてぇんだよ!!』
何言ってんだこいつ…
「そんなの勝手に決めていいのかよ!?お前総長じゃねぇんだろ!?」
『ん~これも言っていいのかな~…?』
祐司さんは顎に手をあって悩んでいた。
「言っていいんじゃねぇか?」
突然知らない声が背後から聞こえて振り向いた。
『お!武(タケル)!』
祐司さんは笑顔でそいつに手をふる。
「武…?もしかして橋本 武!?」
いきなり奏が声を荒らげる。
「ん?あ、そうだけど?」
「ま、まじかよ…」
奏が顔を青白くさせて驚いていた。
「ちょ、誰だよ?こいつ知ってんのか、奏?」
「こ、こいつって…橋本 武って言えばあの闇龍の副総長じゃねぇか!?」
「ふ、副総長!?」
私は奏を胸ぐらを掴んだ。
「それは本当かよ!?」
「あぁ…」
副総長おでましって…
やべぇじゃねぇか…