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中二の夏。

八月二十日。

この日は俺が一生忘れられない日になった。


俺はこの日まで、ごく普通の学生だったんだ。

不良でもなく喧嘩もすることなく真面目に部活をやってる普通の少年。

でも、そんな俺をいっきに変える悲劇が起こった。

その夜の事だった。

俺は部活が長引いて帰りが遅くなった。


部活で疲れてはやく帰りたくて俺は近道したんだ。

これが不幸の始まりだったんだ。

俺はその時学校で気になってる葉山 ゆいっていう女の子がいたんだ。


その葉山 ゆいが…中年の男とホテルに入っていくとこを目撃したんだ。