「なんや?知り合いかって…吉川奏!?」



明希の言葉に柚斗達が一斉にこっちに視線を向けてきた。



や、やばいような気がする。



「あ?てめぇら…神牙じゃねぇか」


奏が睨んでいるのが分かる。



「どうしたんです?奏」


「喧嘩かぁ?ぎゃはははは」


「喧嘩!?」

すると聞き慣れた声が聞こえてきた。


この声は…おいおい…。


闇龍の幹部達じゃねぇか…。