「はぁはぁ…」


疲れて息が荒くなる。


「速いね~?」


横を見ると、優也がいた。


息も荒くなってないし私より先に着いたんだろう。


「優也…あんたなんでそんなに速いの…?」


「俺?海の男だから」


なんかしょーもない事言い出すし。


「笑えねぇ…」


「ぎゃはははは」


自分で言って自分で笑う優也はある意味すごいだろう…。



「はぁー…疲れたし上がるわ」


私は結局優也に負けて疲れたから海から出た。