「ぎゃはははは!!」


突然優也が笑い出す。


「加那最高!!ぎゃははは」


「優也…私優也にも怒ってるんだからね?」



私が低い声でそう言っても優也は「あ~ごめんごめん」だけで済ます。


こいつだけは何言っても無駄だな…。


「それよりも海で遊ぼ!ほらTシャツなんか脱いで!」


そう言って優也はTシャツを引っ張る。



「ちょ、やめろ!!…やめろって…わかった!脱ぐから!」


あまりにも優也が力強く引っ張るから諦めてTシャツを脱ぐことにした。


「よいしょ。」と声をだして脱ぐと闇龍の奴らが全員頬が赤くなっていた。



「ぎゃはははは!!加那黒のビキニ似合ってる~かっこいい~」


「ありがと」


「ほら、海で遊ぼ!」



相変わらず優也は今度は腕を力強く引っ張ってきた。



「はいはい」



仕方なく優也に引っ張られながら海まで行く。