部屋にあった鏡を見る。
「やっぱ露出が…。はず…」
私はTシャツを取って上から着た。
「よし、これなら大丈夫」
確認してから部屋から出て海に向かう。
海には人人人って言うぐらい人がいた。
「うっわ、あいつらどこにいんだよ…」
と探してみると、案外簡単に見つかった。
派手な頭しやがって…目立つ…。
走って一番近くにいた奴に飛び蹴りをくらわした。
「いってぇー!!!」
「うっせぇ!!よくも私にビキニなんか着せやがったな!!奏!」
そう、私が飛び蹴りしたのは奏だった。
「ちょ、俺だけ!?」
「当たり前だ!お前副総長なんだから責任とれ!」
「え?え?ま、まじかょ!?そのビキニ用意してくれたの蒼の姉貴だぜ?俺だけじゃね…ぇ…」
バコ
私は勢いよく奏の頭を殴った。
「いってぇー!!!」
又奏が叫びだした。
「ふぅ~これでスッキリした」
私は半泣きの奏の顔を見て満足していた。
闇龍の奴らがその光景を見て青ざめてたとは知らずに。