クローゼットの中には、何着ものビキニがあった。



「どんだけ…私にビキニきてほしいんだよ…」



もう呆れるしかなかった。


~♪~♪~♪

携帯の着信音がなる。


携帯を取り出して見ると、奏からメールだった。


【もうみんな水着に着替えて海にいるからな♪はやく来いよ(^-^)】


なんかむかつく…。

「はぁー…」

もう溜め息しか出なかった。

仕方なく黒の一番シンプルなビキニを手にとって着替えた。