それからは登校日だから午前で学校が終わって、みんなとバイバイしてからバイクで私は倉庫に向かった。



「加那~海行こうやぁ~」


うん。それ今日で二回目。


「優也…」


「ん?」


「行こうじゃねぇか!」



うん、実は私も相当行きたかったんだよね。


「あ!」

いきなり優也が大声をだす。


「どうした?」


「俺…水着買うの忘れてた…」


おいおい…


それがないと海行っても意味ねぇじゃねぇか…

そういや…私も…水着…

「私も持ってない…」


「あっちゃっちゃ、じゃあ明日にする?」


「そうだな」