しかし…中々と痛みがこない。


目開けると、そこには…



「遅くなってすまねぇ」



汗だくの柚斗が立っていた。




「柚斗!?」


「はやめに帰れたから倉庫に寄ってみると…まさかこんな事になってるとは思わなかった。」



柚斗が申し訳なさそうに、こっちを見た。



「ふっ、気にすんな。」



私がそう言うと柚斗はフッと笑った。



「やるか」



柚斗の言葉に私達は敵を殴りはじめた。