「さてと…私も加わりますか」
首をコキッと音をならして喧嘩をしている奴らの中に入った。
バキ
ゴキ
私が殴った奴は、そんな鈍い音を出してうずくまって倒れていった。
また、避けては殴る。
それを何回繰り返しただろう…。
中々と人数は減らない。
一体何人いるんだ?
「ちっ」
無意識に舌打ちがでた。
だんだん苛々してきて殴りかかってきた奴の顔面を本気で殴ってしまった。
哀れな顔で倒れていった。
あっちゃ~。
御愁傷様です。
私はそう思いながらも、又何人か本気を出して殴ってしまった。
「恭賀ぁあぁああ!?」
突然前の方から明希の叫び声が聞こえて急いで向かった。