「あれ?そういや柚斗は?」 私は柚斗の存在に気付くと恭賀が教えてくれた。 「柚斗はねぇ~元(ハジメ)さんのお見舞い!だから〇〇県に行ってるんだよ」 なんか聞いちゃいけない事だと思って深くは聞かなかった。 でも〇〇県ってかなり遠いなぁ…。 「ってことは…今日一日柚斗はいないのか?」 「そうだよ~!でも俺達がいるから大丈夫だよ!なんたって神牙の幹部なんだから!」 恭賀のその言葉を聞いても私は嫌な予感がして仕方なかった。