次の日は、土曜日で学校が休みだった。


それからは何事もなく日にちが過ぎていった。



「さすがにおかしい…」


今日は、木曜日。私は今倉庫にいた。



「なにが?」



奏が不思議そうに聞いてくる。



「…炎斬何もしてこないじゃん?神牙にも何もしてないらしいし…。」



「あぁ~それ?ま、大丈夫じゃねぇの?」



「そうかな~?」



「そうだろ?炎斬だって、さすがに全国No.2の神牙に喧嘩なんか中々売らねぇだろ。ましてや炎斬なんか聞いたことねぇ族だし。」



「そこが怪しいんだよな」



私は眉間に皺を寄せる。