「あ?大した怪我じゃねぇよ」


柚斗はそう言って怪我のとこを擦ろうとした。



「ちょ、待て!」



私は急いでそれをとめ、ポケットの中を探った。




「あ!あった!あった!ほら」



ポケットの中にあったのは絆創膏。



それを柚斗の怪我してる部分にはってあげる。



「擦ったらバイ菌入って、よけい悪化するから気をつけろよ?」



「あぁ、さんきゅ」



「ほら、不良軍団もやっつけたし学校に帰るぞ」



「あぁ」




そう言って私達は学校に帰った。